カラーグラビア シリーズ・人体臓器・7
胃の内腔
横地 千仭
pp.5
発行日 1969年10月1日
Published Date 1969/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914627
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これは拡張した状態の胃の内景である(縦径約27cm)。カラの場合には壁の厚さは4〜5mm前後あり,粘膜に縦走する高い襞があるが,拡張するにしたがって次第に壁は薄くなり,襞も低くなる しかし,幽門のところだけは厚くて,活約筋を形成する。噴門と幽門とでは粘膜の境界が肉眼的に区別される,胃の粘膜には一辺が2〜3mmの多数の小区画(胃小区)がある。
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