カラーグラビア カラースコープ
痣(あざ)
池田 重夫
1
1東京大学医学部皮膚科学
pp.6-7
発行日 1969年10月1日
Published Date 1969/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914628
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俗に“あざ”(赤あざ,青あざ,黒あざ)と呼ばれるものは,皮膚科学的には血管腫,色素性母斑(太田母斑,色素細胞母斑)等と分類される。これらは,いずれも生まれつきの皮膚構成要素(血管,メラノサイト等)の出来損いである。“あざ”には放置しておいても学童期ごろまでに自然治癒してしまうものと,積極的に治療しなければ治癒しないものとがある。
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