看護□食事療法
病人の食物
宮川 哲子
1
1虎の門病院栄養部
pp.76
発行日 1966年4月1日
Published Date 1966/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912705
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食事療法とは,食物の調節によって直接疾病を予防したり治療してゆくこと,またはその疾病にさわらないように病人の全身栄養を全うすることを目的として,それにかなうような材料をえらび,また調理して薬物療法,あるいは理学的療法と相まって治療にあたることです。この治療食を実施するにあたっては1)病理をよく知り 2)対症の食品を選択し 3)疾病によっては偏食をしないよう留意し 4)患者の嗜好を考慮して十分な栄養を考え 5)消化のよいものをあたえるよう 6)調理の工夫をすることにあります。
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