看護キャンパス
ヤブニラミの看護の話
日比野 路子
1
1白梅短大
pp.52-53
発行日 1966年4月1日
Published Date 1966/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912696
- 有料閲覧
- 文献概要
ヤブニラミの言
実のところ,医学書院から何か書くようにとのお話のあった時は,ここ10年ほど「看護」をすべての面で横目で見ながら生きていた私は,驚ろいたり,ためらったりしたものである。けれども,横目でもいい,ヤブニラミでもいいから……ということになると,断然意欲がわいてきた。これは私が「看護」にそっぽを向いたといいながら,大いに関心を持っていることの証拠かも知れない。
御承知のように,ヤブニラミというのは,焦点があうようであわなくて,何処をみているか分らないようで,ちゃんと見ていたりするものである。どうぞその点をお含みの上,お読み頂きたい。
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.