Nursing Study
骨折した老人の看護上の諸問題
泉川 マモル
1
1香川県立中央病院整形外科
pp.88-90
発行日 1964年7月1日
Published Date 1964/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912313
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近年老人の人口は年々増し,また交通機関の増加により老人の外傷とくに骨折は相対的絶対的に増加の一途をたどっている。
当病院整形外科においても,このような外傷による入院患者に接する機会が多くなったが,これを看護する際に,老人という特定の対象なるために,種々特異な処置と看護を必要とすることが多い。一方,最近,老年者の生理および病態生理については,老人病学も進歩し,麻酔の進歩は必要に応じて外科的手術まで可能としている。
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