特集 看護業務の向上をさぐる—その検討の中から
Ⅲ.よい看護体制をどうつくるか
座談会 診療介助と療養上の世話をめぐって—*医師とのよい関係を作ろう *豊かな私生活をもとう *職業意識を高めよう *患者を理解するために必要なものは
石垣 純二
,
森田 ちえ子
1
,
小池 鉄造
2
,
吉武 友子
3
,
井上 悦子
4
,
岡部 富子
5
,
河野 峯子
6
1東京大学病院
2神奈川県衛生部
3東京逓信病院
4東京厚生年金病院
5自衛隊中央病院
6東京警察病院
pp.86-92
発行日 1962年6月15日
Published Date 1962/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911656
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ナースは医者の附属品ではない
石垣 今日の座談会のテーマは非常にねらいが広汎ですが,読者がこれを読んで,勇気づけられることを最終的には考えていただぎたいと思います。
さて看護婦とは何をする仕事であるかということですが,これは保助看法の第5条に「厚生大臣の免許を受けて,傷病者もしくは褥婦に対する療養上の世話と診療の補助をなす女子をいう」と明記されております。
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