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要望される“看護教育指導者”—“看護教育制度に関するセミナー”から
I
pp.47-48
発行日 1960年6月15日
Published Date 1960/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911112
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教育制度の改革を目の前にして,看護界はいま教育指導者の不足という壁につき当つている。その解決は看護界全体を挙げて解決を急がれる問題である。全国の看護学校の代表者たちの会議でのこうした発言は,看護教育制度の速やかな改革を望む看護界の苦悩をあらわしたものであり,同時にその解決が制度改革そのものの大きな一部であることを示しているようだ。
3月26日から日本看護協会主催で,“看護教育制度に関するセミナー”が協会会館で行われた。全国から集つた看護行政担当者.高等看護学院(進学コースを含む)保健婦,助産婦,准看各校の専任教員,病院婦長等の代表45名は「現在の看護教育制度の問題点を検討し,社会の要望するよき看護婦教育のあり方を研究するため」終始熱心な討論を続けた。
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