講座 教育の方法
学生の臨床指導に対する要望(2)—教育評価の在り方の検討のために
鈴木 敦省
1
1学習院大学
pp.271-276
発行日 1975年5月25日
Published Date 1975/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906883
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前号で臨床指導に対する学生の意見調査の概況を報告したが,調査結果で目立つ訴えは,自主性をもって主体的な学習をなす機会を望んでいること,おぜん立てのよくできたJALPACK式の実習指導プログラムを強いられるのでなく,自分の計画で発見的にアプローチできるような計画・立案—展開(実施)—評価(点検)を待ち望んでいることがあげられる.
また,学生のかなり高い関心を寄せているものの1つに,臨床指導者の行う評価に関する提案が散見てしいた.臨床指導老や学生係りのスタッフの行うフロアーでの教育活動についても,多様な注文がつけられていたように思う.
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