私の発言
感染防止に関する看護教育の強化を要望
藤岡 一郎
pp.133-136
発行日 1981年3月25日
Published Date 1981/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907524
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はじめに
近年,各地病院のナースの間に,院内感染軽減対策を再検討する機運が高まっている.患者の安全確保と安楽維持が看護の本質であるかぎり,〈微生物による被害から患者を護る闘い〉すなわち感染の防止および軽減は,看護の主要な基盤でなければならない.
患者に与える生命の危険,苦痛,経済損失と勤務者の衛生などを考慮すれば,感染発生を極力食いとめるべき最善を尽くす責任が,院内の全職最に課せられている.
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