医学のあゆみ・42
焦性ブドー酸とB1
杉 靖三郞
pp.27
発行日 1955年5月15日
Published Date 1955/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909828
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炭水化物(澱粉,グリコーゲン,炭糖,ブドー糖など)が体内で分解してエネルギーを遊離し,これが生体の活動力の源になる。
この炭水化物が分解するとき,酸素がなくておこる分解過程(これを解糖反応という)と,酸素によつて炭酸ガスと水とに完全に酸化分解される過程“クレブス・サイクル”の中での反応である)とがある。(クエン的サイクルとも云う)
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