附録・写真でみる看護技術・17
包帶交換法
甕 忠子
1
1東京逓信病院
pp.73-98
発行日 1955年5月15日
Published Date 1955/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909840
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
外科患者を収容する病棟では包帯交換が必須の処置となつています。包帯交換を行うには準備された処置室(または治療室)へ患者を搬出してする場合と,必要な器械,材料,薬液等をそなえた車で順次交換して回る場合とあります。特別な状況におかないかぎり患者に負担のかからないもつとも能率的な後者を選ぶべきで,現在各病院は殆どこの形式をとつています。この場合回診車が必要で,種々な型がありますが使用に便利なものを備えます。回診車には創の処置にあたつて必要な器械,材料,器具,薬剤等が遺漏なく準備されます。またこの操作には消毒,未消毒の区別を考慮し,それぞれの規定に従つて常に良心的な取扱いに留意します。
Copyright © 1955, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.