特集 “急性期包括化”の流れを追う—医療保険改革の中で看護は
【対談】看護にとっての出来高払いと包括払い
奥村 元子
1
,
山口 悦子
2
1日本看護協会調査・情報管理部調査研究課
2榊原記念病院
pp.221-226
発行日 1998年3月1日
Published Date 1998/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905542
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医療費のなかの“包括払い”
奥村 いま,診療報酬のなかで急性期の医療費を包括化(定額払い)にしようという議論が活発化しています.そこで今日は,医療費の支払い方式が変わるということが,看護にどのような影響をもたらすのか,このような変革期において看護は何を考えなければならないのだろうか,ということについて山口さんとご一緒に考えてみたいと思います.
まず,医療費のなかで包括払い(定額制)とは何だろうかというということですが,これにはいろいろなタイプがあります(p.214の表を参照).
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