短期連載 看護モデル・理論を臨床で使う・その2
マーサ・E・ロジャースモデルの臨床展開
池松 裕子
1
1ケースウエスタンリザーブ大学看護学部
pp.593-597
発行日 1995年6月1日
Published Date 1995/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904835
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マーサ・E・ロジャースは現代の多くの看護理論家に大きな影響を与え,その独創的な概念モデルは,従来の医学モデルから完全に独立するものとして注目されています.しかし,彼女のモデルに頻繁に現れる特異なことばと抽象的な概念のために,難解なものとして敬遠される傾向にあります.本稿ではロジャースの概念モデルの主要概念を解説し,臨床例を使ってそれらの概念がどう当てはまるかを示します.
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