書評
無名の語り―保健師が「家族」に出会う12の物語
三輪 恭子
1
1淀川キリスト教病院
pp.571
発行日 2007年6月1日
Published Date 2007/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101116
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地域看護活動の経験知が集約された珠玉のテキスト
「彼女の人生は何のためにあったのか.その答えようのない問いに憤っていたあの頃から,私は一向に成熟していない」―新人保健師時代のある家族との出会いを回顧し,著者は呟く.彼女が見つめるのは,病を抱え市井にひっそりと暮らす人々の生活だ.
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