Japanese
English
臨床経験
気管無名動脈瘻の1例
Trachea-innominate artery fistula: a case report
菊地 臣一
1,2
,
野崎 洋文
3
,
田島 健
4
Shinichi KIKUCHI
1,2
1福島県立医科大学整形外科学教室
2現在:日本赤十字社医療センター整形外科
3福島県立医科大学麻酔科学教室
4福島赤十字病院整形外科
1Dept. of orthop. surg., Fukushima medical college
キーワード:
気管無名動脈瘻
,
trachea-innominate artery fistula
,
解剖学的観察
,
anatomical consideration
,
死亡例
,
a fatal case
,
頸髄損傷
,
cervical cord injury
Keyword:
気管無名動脈瘻
,
trachea-innominate artery fistula
,
解剖学的観察
,
anatomical consideration
,
死亡例
,
a fatal case
,
頸髄損傷
,
cervical cord injury
pp.813-816
発行日 1980年8月25日
Published Date 1980/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906192
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
気管切開の適応,利点,欠点については既に論じ尽されているが,その合併症に関してはまだ未解決な問題を多く含んでいる.そのなかでも気管無名動脈瘻(trachea-innominate artery fistula)は,稀ではあるが致命的な合併症として知られている.脊髄損傷を取り扱う機会の多い整形外科医にとつて,気管切開に伴う合併症は常に直面し得る問題である.我々は頸髄損傷の患者に本症を経験したが,残念ながら救命し得なかつた.ここにその症例を報告するとともに若干の解剖学的ならびに文献的考察を加えて報告する.

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