特集 看護が支える! 「安全」「確実」「安楽」ながん化学療法
―[座談会]臨床の現状に見る―がん化学療法の「投与管理」の課題は何か
飯野 京子
1
,
佐々木 康綱
2
,
田中 登美
3,4
,
樋口 順一
5
1国立看護大学校
2埼玉医科大学病院臨床腫瘍科
3国立病院機構大阪医療センター
4国立病院機構大阪医療センターがん看護専門
5国立がんセンター中央病院薬剤部
pp.813-820
発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100181
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飯野<司会> 本日は,がん化学療法を実施している異なるタイプの病院から,医師,薬剤師,看護師のみなさんにお集まりいただきました.まず,それぞれの立場から「がん化学療法の投与管理」の現状をお話いただき,今後の課題を明らかにしていきたいと思います.
投与管理の現状は“三者三様”
・がん専門病院の場合
樋口 国立がんセンター中央病院薬剤部で,混注の調剤とレジメン(p.780~781参照)管理を任されています.
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