特別記事 将来の助産婦のあり方委員会報告
日本の助産婦が持つべき実践能力と責任範囲
平澤 美恵子
1
,
松岡 恵
1
,
江角 二三子
1
,
園生 陽子
1
,
堀内 成子
1
,
村上 睦子
1
1将来の助産婦のあり方委員会
pp.900-909
発行日 1999年10月25日
Published Date 1999/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902272
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将来の助産婦のあり方委員会は,平成6年3月の第8回日本助産学会総会において「将来の助産婦のあり方」の検討を行なっていただきたいとの発言により,理事会で取り上げられ検討された。その結果,本委員会は平澤を担当理事に6名の委員で構成し,松岡恵氏を委員長にして,平成6年10月に発足した(岩澤和子氏は平成10年3月で辞退される)。
本委員会の検討の課題は,将来の助産婦活動の構想を現行制度を踏まえながらも,現行にとらわれないで,これからのあり方を自由に創意性をもって検討することであった。そこで,海外の助産婦教育や業務の実態の関連資料を集め,これらの資料を通して助産婦の独自性とは何かを明確にして,教育や実践に生かす提言をすることを目的に検討を進めた。
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