特集 切迫早産長期入院妊婦の看護
「安静度」とその看護
スタンダード看護から個別看護の充実をめざす
平山 恵美子
1
,
林 悦子
1
,
朽木 恵子
1
,
丸山 知子
2
1札幌医科大学医学部附属病院産科周産期科看護室
2札幌医科大学保健医療学部看護学科
pp.484-488
発行日 1995年6月25日
Published Date 1995/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901263
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はじめに
札幌医科大学病院産科周産期科における切迫早産入院件数は,平成6年では妊産褥婦入院の17.9%(101件)を占め,年々増加している。入院期間は8〜84日で平均30.5日である。
切迫早産の治療は主として安静であり,子宮収縮抑制剤の点滴を必要とする場合が多く,日常生活も制限される。そのため身体的にも精神的にもストレスが大きい。
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