特集 体外受精
アメリカにおける体外受精と派生する問題そして看護
押尾 祥子
1
1オレゴンヘルスサイエンス大学助産特別課程
pp.227-232
発行日 1994年3月25日
Published Date 1994/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900983
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アメリカの最初の体外受精児は1981年に生まれた。今から13年前になる。当初奇跡のように言われた体外受精も,しだいに身近なものになってきた。この稿ではまず,アメリカで話題になった体外受精をいくつか例としてあげる。次に,体外受精を含む,不妊症の治療を受ける人たちの心理的なプロセスの研究と,それに対する看護のあり方について考え,さらに体外受精をめぐるアメリカでの倫理的議論を紹介したい。
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