連載 源流への・旅
子産み子育て考(最終回)
座談会
学んだことを明日への糧に
宮里 和子
1
,
鎌田 久子
2
,
菅沼 ひろ子
3
,
末光 裕子
4
,
坂倉 啓夫
1国立公衆衛生院衛生看護学部
2成城大学文芸学部(民俗学)
3聖母病院分娩室
4東京江戸川区・教育相談室
pp.244-253
発行日 1987年3月25日
Published Date 1987/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207095
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それぞれに刺激しあった研究会
宮里 1985年の4月から87年3月までの2年間,本誌に連載させていただきました「源流への旅—子産み子育て考」が,おかげさまで完結いたしましたので,本日は執筆メンバーによる総括を座談会という形で行なわせていただきます。私たち5人はそれぞれ専門分野が違いますが,出産・育児をめぐる民俗学に関心をもっておりまして,そこを共通点として集まったわけですが,今日参加できない,坂倉,末光の両氏には誌上参加ということで,最後にご登場いただきました。
私たらは研究会をもって討論をしながら執筆をすすめてきたのですが,この間,印象に残ったこととか,自分の中で変化したことはなにかということからお話ししていただけたらと思います。
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