特別企画 プロセスレコードの活用
難波氏のプロセスレコードによる看護場面再構成のリポートを読んで
阪本 恵子
1
1産業医科大学医療技術短期大学看護学科
pp.921-924
発行日 1984年11月25日
Published Date 1984/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206543
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はじめに
「助産婦雑誌」編集室から難波氏のリポートに対する講評の依頼を受け,リポートを読ませていただいた。私自身,行なった看護のふりかえり(自己評価)をして自分自身をみつめていくには,そのひとつの方法としてプロセスレコードによる看護場面の再構成が役立つことを,実際にやってみて実感しているので,難波氏のリポートに対して私が考えたり感じたことを述べてみたい。
なお,私というひとりの人間の見方であり(限界),他の人々と一緒にディスカッションできたなら,もっと別の意見も出るであろうし,そしてその中で私も気づかされ学ぶことができるであろう。ともあれ,今回は私ひとりなので,独断と偏見が含まれたうえでの考察であることを,はじめにおことわりしておきたい。
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