特集 看護のプロセスを分析する
〈座談会〉プロセスレコードの意味と限界
赤沢 陽子
1
,
小林 あきみ
2
,
安倍 宮子
3
,
当間 節子
3
1都立豊島看護学院
2国立武蔵療養所付属看護学校
3国立療養所東京病院付属看護学校
pp.253-264
発行日 1976年3月1日
Published Date 1976/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922574
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看護婦と患者の間に生じた相互作用を 言語と行動の両面から順を追って記録し それらを観察・分析していくプロセスレコード(看護過程記録)は 患者のニードをとらえる手がかりとして また看護婦自らの自己発見の1つの手段として有用であるとの仮説のもとに 注目を集め始めている.
しかしながらこの一方法を 臨床・教育場面で意味のあるような実践・学習素材とする次元で いくつかの問題点が出てくるのは 一般的にいっても当然のことで なお様々な角度からの検討が必要であると考えられる.
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