産科超音波診断法の実際・3
超音波像と診断[2]—子宮外妊娠・双角子宮妊娠・双胎妊娠および妊娠中期の正常像
一宮 和夫
1
1東京医科歯科大学産婦人科
pp.711-714
発行日 1982年9月25日
Published Date 1982/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206078
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子宮外妊娠
超音波診断法のみで子宮外妊娠を診断することは,非常に困難であるが,臨床所見と合わせると,かなりの確率で診断することができる.
図1は妊娠6週0日であるが,子宮腔内にG.S.を認めず,内部エコーはやや増強,ダグラス窩に腫瘤様のやや強いエコーを認める.
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