特集 新生児死亡
新生児死亡の一症例を経験して
中田 艶子
1
,
高林 二三子
1
,
小坂田 三恵子
1
,
佐々木 弘子
1
,
下妻 ヒサ
1
,
菊地 淳子
1
,
仁戸田 文子
1
,
石井 麗子
1
,
弓山 やす子
1
,
津野 和嘉子
1
,
角 美津子
1
,
中村 菊枝
1
1国立大蔵病院産科
pp.30-35
発行日 1971年2月1日
Published Date 1971/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204072
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はじめに
初産婦で予定日超過のためメトロイリーゼ・アトニン点滴などの分娩誘発が試みられたが分娩遷延し,胎児切迫仮死および軟産道強靱のため,腹式帝王切開により女児を得たが,Apgar Score3点でいったん蘇生後,処置の効なく生後9時間で,羊水吸飲による嚥下性肺炎により死亡したと思われる新生児を取扱ったので,その分娩前後の状況をふり返って報告し,今後の参考としたい。
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