Japanese
English
特集 障害者就労の今
企業における支援
OKI WorkWel's Working Style
堀口 明子
1
Akiko Horiguchi
1
1株式会社沖ワークウェル
1Oki WorkWel Co., Ltd.
キーワード:
在宅勤務の働き方
,
コーディネーター
,
バーチャルオフィス
,
コミュニケーション重視
,
キャリア形成
Keyword:
在宅勤務の働き方
,
コーディネーター
,
バーチャルオフィス
,
コミュニケーション重視
,
キャリア形成
pp.827-834
発行日 2024年8月10日
Published Date 2024/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203185
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はじめに
株式会社沖ワークウェル(以下,OKIワークウェル)は設立以来,一貫して通勤が困難な重度の障がいのある方が在宅で働けるよう環境づくりに挑戦し,在宅雇用を行っている.現在は全国25の都道府県に71名(2024年4月1日現在)の在宅勤務者がおり,大半が重度の障がいのある方である.出社の義務はない.
働くというと一般的には「会社に通勤する」と思いがちであるが,情報通信技術の進歩により就労形態が多様化してきた.在宅勤務は通勤時間ゼロの働き方で,通勤が難しい障がいのある方もパソコンを使って仕事を行い,無理なく能力を発揮することができる.さらに,働くことが自己実現の機会に,よりいっそうつながると考えている.
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