Japanese
English
特集 脳卒中上肢機能の徹底改善
生活期の支援
Rehabilitation in life phase to realize for improve upper limb function and expand social participation
藪崎 さや子
1
,
石丸 敦彦
1
,
高岡 徹
1
Sayako Yabuzaki
1
,
Atsuhiko Ishimaru
1
,
Toru Takaoka
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター
1Yokohama Rehabilitation Center
キーワード:
生活期リハビリテーション
,
脳卒中片麻痺
,
上肢機能
,
社会参加
Keyword:
生活期リハビリテーション
,
脳卒中片麻痺
,
上肢機能
,
社会参加
pp.731-737
発行日 2024年7月10日
Published Date 2024/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203163
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はじめに
生活期の臨床場面では,上肢機能の改善度と,実生活での使用頻度に乖離があることを経験する.つまり,「もう少し生活のなかで麻痺手が使えるのではないか」と評価することがたびたびある.また,回復はプラトーといわれる生活期においてなお,上肢機能の向上を経験することがある.
本稿では,横浜市総合リハビリテーションセンター(以下,当センター)が施行する生活期リハビリテーションにおいて,積極的な上肢の機能訓練を行った結果,上肢機能が向上し,社会参加が拡大した2事例を紹介し,生活期のリハビリテーション診療のポイントを解説する.
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