Japanese
English
特集 就労世代の脳卒中リハビリテーション
脳卒中者の家事と育児への支援
Housework and childcare of stroke patient
西 則彦
1
,
高岡 徹
1
,
渡邉 慎一
1
,
山﨑 文子
1
,
藪崎 さや子
1
Norihiko Nishi
1
,
Toru Takaoka
1
,
Shinichi Watanabe
1
,
Fumiko Yamasaki
1
,
Sayako Yabuzaki
1
1横浜市リハビリテーション事業団横浜市総合リハビリテーションセンター
1Yokohama Rehabilitation Service, Yokohama Rehabilitation Center
キーワード:
脳卒中
,
家事
,
育児
Keyword:
脳卒中
,
家事
,
育児
pp.145-149
発行日 2021年2月10日
Published Date 2021/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202151
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はじめに
脳卒中により身体機能,高次脳機能などの低下があっても何らかの社会的役割をもつことは,人間らしく生きるために,そして「所属する社会や集団の中に自他ともに認める居場所をもつ」1)ために必要である.社会的役割には,雇用関係にある就労,福祉的就労,作業所などの日中活動に加えて家事や育児も一形態として捉えることができる.本稿においては,脳卒中者の家事・育児にかかわるうえで,大切と思われる視点とそれに関係する事例を紹介する.なお症例報告と写真の掲載について,2例とも本人・家族の承諾を得ている.
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