学会報告
第51回中国四国リハビリテーション医学研究会—2021年12月12(日)〜26日(日)
藤田 正明
1
1伊予病院
pp.901-905
発行日 2022年7月10日
Published Date 2022/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202572
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1 腰部脊柱管狭窄症患者における術後の歩行速度の変化は痛みの破局的思考の改善に影響する
鳥取大学医学部附属病院リハビリテーション部
和田 崇,他
【目的】腰部脊柱管狭窄症患者の術前から術後12か月の痛みの破局的思考の変化と歩行速度との関連を調査すること.【方法】術後12か月の追跡期間中の痛みの破局的思考(Pain Catastrophizing Scale:PCS)と歩行速度の関連を評価した.【結果】94名が対象となった.術後12か月のPCSは歩行速度1m/secの増分ごとに−19.41点の減少傾向があると推定された.【結論】術後の歩行速度の変化は,痛みの破局的思考の改善に影響する.
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