Japanese
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増大特集 加齢とリハビリテーション
第3部 加齢によって生じた課題への対応
2.骨粗鬆症と骨折
Osteoporosis and fractures
帖佐 悦男
1
Etsuo Chosa
1
1宮崎大学医学部整形外科,リハビリテーション科
1Department of Orthopaedic Surgery and Rehabilitation Medicine, Faculty of Medicine, University of Miyazaki
キーワード:
骨粗鬆症
,
脆弱性骨折
,
予防
,
運動療法
Keyword:
骨粗鬆症
,
脆弱性骨折
,
予防
,
運動療法
pp.673-681
発行日 2022年6月10日
Published Date 2022/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202532
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はじめに
超高齢社会を迎え,国は「2040年を展望し,誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現に向けて」を提唱し,「健康寿命延伸プラン」や「医療・福祉サービス改革プラン」を策定した.健康寿命延伸のために,健康無関心層を含めた予防・健康づくりの推進や地域・保険者間の格差の解消を,「自助・共助・公助」の原則に沿った政策を掲げており,健康寿命延伸のための予防として骨粗鬆症を含めたロコモティブシンドローム(運動器症候群,ロコモ)は重要である.本稿では,ロコモの代表的疾患の一つである骨粗鬆症に起因する骨折の予防や治療,特にリハビリテーション医療の重要性を述べる.
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