Japanese
English
今月の特集 女性のライフステージと臨床検査
閉経と骨粗鬆症
Menopause and osteoporosis
望月 善子
1,2
1もちづき女性クリニック
2獨協医科大学医学部産科婦人科
キーワード:
骨粗鬆症
,
脆弱性骨折
,
閉経
,
エストロゲン
,
骨代謝
Keyword:
骨粗鬆症
,
脆弱性骨折
,
閉経
,
エストロゲン
,
骨代謝
pp.926-935
発行日 2018年8月15日
Published Date 2018/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201700
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Point
●閉経によるエストロゲン分泌低下が骨吸収を亢進させ,骨量は急激に減少するため,閉経後に骨粗鬆症の頻度が増加する.
●骨粗鬆症診療の目的は骨折の予防であるため,自覚症状がなく進行する骨粗鬆症に対し,できるだけ早期に骨粗鬆症と診断し,治療介入することが重要である.
●閉経後骨粗鬆症を予防するためには,若年期により高い最大骨量(PBM)を獲得し,閉経期の骨量減少を抑制することが大切である.
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