集中講座 評価法の使い方 シリーズ2 各論(疾患別篇)②・第14回
神経筋疾患
中馬 孝容
1
Takayo Chuma
1
1滋賀県立総合病院リハビリテーション科
キーワード:
神経筋疾患
,
評価
Keyword:
神経筋疾患
,
評価
pp.191-196
発行日 2021年2月10日
Published Date 2021/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202159
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
神経筋疾患におけるリハビリテーションは,治療の1つとしての位置づけであり,適切な評価を行いながらリハビリテーション治療を進めていく.2017年に日本リハビリテーション医学会評価・用語委員会から評価法使用動向調査の報告がなされた1).そこでは20の評価法が挙げられており,パーキンソン病の評価法のUnified Parkinson's Disease Rating Scale(UPDRS),Hoehn-Yahr Stage/Score,さらには,Mini-Mental State Examination(MMSE),Medical Outcomes Study Short Form-36 Healthy Survey(SF-36®),Modified Fatigue Impact Scale(MFIS)が続いていた.現在も用いられていることが多い評価法であるが,ここでは,代表的な神経筋疾患においてよく用いられている評価法について説明する.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.