Japanese
English
特集 社会参加の障壁となるもの
本人・家族の心理
Psychological state of patients with acquired brain injury(ABI)and their carers
緑川 晶
1
Akira Midorikawa
1
1中央大学文学部人文社会学科心理学専攻
1Department of Psychology, Chuo University
キーワード:
高次脳機能障害
,
自己理解
,
介護負担感
Keyword:
高次脳機能障害
,
自己理解
,
介護負担感
pp.727-731
発行日 2020年8月10日
Published Date 2020/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202007
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
本稿では,地域のリハビリテーションセンターで心理士として高次脳機能障害の方々とかかわる中での経験を通じて,社会参加あるいはその障壁となる本人や家族の心理的側面について,事例と論文のレビューを交えて紹介する.また,社会参加にはさまざまな程度や形態があるが,多くの研究が進められていることからも主に復職(return to work)に焦点を当てることにする.
なお,事例は本論の趣旨に問題が生じない範囲で改変している.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.