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特集 不登校のリハビリテーション医療・支援
8 不登校と発達障害における就労へのアプローチ
Approach to Employment on Truancy and Development Disorders
鈴木 慶太
1
Keita Suzuki
1
1株式会社Kaien
キーワード:
発達障害
,
不登校
,
就労意欲
,
自己理解
Keyword:
発達障害
,
不登校
,
就労意欲
,
自己理解
pp.481-485
発行日 2019年6月18日
Published Date 2019/6/18
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 不登校のベースには発達障害が疑われることが多い.つまり,不登校の経験者を就職につなげる支援をする際には発達障害の理解が必要である.まず,小さい頃からのアプローチで就労意欲を上げる必要があり,合わせて集団に所属するメリットを感じてもらう支援が重要になる.一方で,特に職場は不条理・理不尽が多い場所であり,どのようにレジリエンスを高めるかのスモールステップが就労移行支援の現場では必要だ.最後に,集団において自分を表現したり自分を理解したりする機会も必要となる.これらの活動は親だけの力では難しく,親の健全性を保つためにも可能な限り早めに医療機関や福祉機関につながることが求められる.
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