Japanese
English
総説
内部障害領域における電気刺激療法の活用
Electrical stimulation therapy in patients with visceral impairment
上月 正博
1,2
Masahiro Kohzuki
1,2
1東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野
2東北大学病院リハビリテーション部
1Department of Internal Medicine and Rehabilitation Science Tohoku University Graduate School of Medicine
2Department of Rehabilitation, Tohoku University Hospital
キーワード:
電気刺激
,
末梢循環
,
運動耐容能
,
臨床応用
,
B-SES
,
ベルト電極式骨格筋電気刺激法
Keyword:
電気刺激
,
末梢循環
,
運動耐容能
,
臨床応用
,
B-SES
,
ベルト電極式骨格筋電気刺激法
pp.683-689
発行日 2020年7月10日
Published Date 2020/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201995
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 内部障害領域に対する電気刺激療法は運動療法の代替となり得るかに関し,これまでの基礎的・臨床的研究結果を紹介した.電気刺激療法は運動療法に匹敵する効果があり,十分な運動療法を行えない患者に対しては考慮すべきリハビリテーション治療である.特に運動療法が困難な重症心不全患者,透析患者,運動意欲の乏しい患者などに対して,電気刺激療法を最初に行い,徐々に運動療法へ移行するなどの戦略が考えられ,今後のさらなる発展が期待される.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.