Japanese
English
特集 訪問リハビリテーション
中規模都市における活動の実際
The current state of the home visit rehabilitation in a medium-scale city
山永 裕明
1
,
野尻 晋一
1
Hiroaki Yamanaga
1
,
Shinichi Nojiri
1
1医療法人社団寿量会熊本機能病院総合リハビリテーションセンター
1Department of Rehabilitation Center, Kumamoto Kinoh Hospital
キーワード:
中規模都市
,
訪問リハビリテーション
,
QOL向上
Keyword:
中規模都市
,
訪問リハビリテーション
,
QOL向上
pp.227-233
発行日 2018年3月10日
Published Date 2018/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201242
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はじめに
熊本市は,九州の中央,熊本県の西北部に位置し,人口76万の地方中核都市である.2012年4月に政令指定都市に移行した.本テーマの中規模都市に該当する.熊本市は2014年時点では,高齢化率23.1%,認定率(要介護・支援者/第一号被保険者数)21.3%で年々増加し,訪問リハビリテーションの需要は増している.
われわれは,訪問リハビリテーションが制度化する以前の1986年より訪問リハビリテーションを開始した.その長年の経験を蓄積し,研究を行い,訪問リハビリテーションを体系化した.
本稿では,熊本市の訪問リハビリテーションの現況と医療法人社団寿量会(以下,当法人)の訪問リハビリテーションの活動の実際を紹介し,今後の課題も述べる.
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