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特集 障害学Update
対応
介護者教育―老人保健施設,在宅での家族指導を中心に
Care-giver's Education.
野尻 晋一
1
,
山永 裕明
1
,
中西 亮二
2
,
米満 弘之
2
Shin-ichi Nojiri
1
,
Hiroaki Yamanaga
1
,
Ryoji Nakanishi
2
,
Hiroyuki Yonemitsu
2
1老人保健施設清雅苑
2熊本機能病院
1Facilities of the Aged Seigaen
2Kumamoto Kino Hospital
キーワード:
介護者教育
,
老人保健施設
,
訪問リハビリテーション
Keyword:
介護者教育
,
老人保健施設
,
訪問リハビリテーション
pp.975-980
発行日 1996年10月10日
Published Date 1996/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108216
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はじめに
在宅重視の国の政策が,さまざまな在宅サービス制度の整備や診療報酬の改定とともに推し進められているなか,専門家による介護者指導・教育は,在宅で介護を担っている,あるいはこれから介護を担っていかなければならない介護者にとって今後ますます重要になってくる.
一言に介護者教育といっても,月に1回程度介護教室,介護セミナー等の名称で大人数を集めて講演形式で実施するもの,小グループでの実技指導型式のもの,個々のケースごとの個別指導など,規模,対象,場所,指導者,頻度,内容がさまざまである.またそれぞれの形態で介護者教育のもつ意味合いも違ってくる.
当法人では図1に示すように地域ケア支援センター内の各機関で,介護者へのさまざまな個別指導や各種セミナーにおけるグループ指導を実施している.今回,介護者への個別指導として,老人保健施設清雅苑および訪問リハビリテーションによる在宅での指導を,グループ指導としてパーキンソン病セミナーとケアセミナーを紹介し,私見を述べる.
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