学会印象記
第30回日本義肢装具学会学術大会
水落 和也
1
1横浜市立大学附属病院リハビリテーション科
pp.485-487
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200247
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岡山は晴れの国.季節外れの台風が2週連続で関西・関東を襲い,この週も天気が心配されたのだが,岡山は晴れていた.瀬戸内海式気候というものを小学生の時に習ったような気がして調べてみると,瀬戸内海は,夏は四国山地に,冬は中国山地に季節風が遮られ,年間通じて気候が安定し雨が少なく,岡山市は1989年以降,降水日数が全国の県庁所在地で最少であるため,晴れの国をキャッチフレーズにしたそうな.なるほど,それで桃や梨やマスカットが美味しいわけか.
大会が近づいた初秋にお会いした際に,異常気象のことで,さぞかし気を揉んでおられるだろうと思いきや,大会長の椿原彰夫先生が余裕の笑みを浮かべておられたのは,晴れの国のゆるぎない自信に裏付けられていたのだと合点がいった(図1).
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