学会・研修会印象記
第36回日本義肢装具学会学術大会
大庭 潤平
1
1神戸学院大学
pp.183
発行日 2021年2月15日
Published Date 2021/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202412
- 有料閲覧
- 文献概要
爽やかな秋空の中,第36回日本義肢装具学会学術大会が東京大学本郷キャンパスで開催された.本学会長は,東京大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学分野教授の芳賀信彦先生がされた.
今年は,新型コロナウイルス感染症の拡大の中で数多くの学会が中止や延期を余儀なくされ,多くの学術的活動が制限されている.本学会は,対面開催形式とweb開催形式を併用したハイブリッド学術大会として開催された.対面開催期間は10月31日(土)〜11月1日(日),web開催期間は10月23日(金)〜11月16日(月)とされ,大会長講演,特別講演,海外招待講演等はリアルタイムで行われ,その後のweb開催期間中ならいつでも視聴可能であった.このような方法は,会員および参加者にとって大変ありがたい対応であり,学会長ならびに関係者の皆様に厚く御礼申し上げたい.新型コロナウイルス感染症の終息を願うばかりであるが,今回の学会開催形式は新たな生活様式に適応した取り組みとして,今後の学術大会に大きな影響を与えることだろう.
Copyright © 2021, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.