学会印象記
第37回総合リハビリテーション研究大会
木村 伸也
1
1愛知医科大学リハビリテーション科
pp.488-489
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200248
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はじめに
第37回総合リハビリテーション研究大会は阿部一彦氏(東北福祉大学教授)を実行委員長として,仙台市情報・産業プラザで2014年10月11,12日に開催された.阿部氏は社会福祉学の研究者であると同時に,(社福)日本身体障害者団体連合会副会長として当事者の立場から社会参加促進とサービス・制度の改善のために尽力されてきた.
本研究大会は,対象とすべき障害者,関与する専門職の多様化という最近のリハビリテーションをめぐる環境変化を受けて総合リハビリテーションの新生を期し,第33回大会から企画面で大きく改善が行われてきた.第33〜35回の「総合リハビリテーションの新生をめざして」,第36〜38回の「総合リハビリテーションの深化を求めて」と3年ごとに一貫したテーマのもとに開催されてきている.
大会は,炭谷茂(日本障害者リハビリテーション協会,以下,リハ協)会長の開会挨拶,阿部実行委員長の開催地挨拶でキックオフされた.
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