学会印象記
第33回日本義肢装具学会学術大会
伊藤 直樹
1
1国立研究開発法人国立長寿医療研究センターリハビリテーション科部
pp.391-393
発行日 2018年4月10日
Published Date 2018/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201290
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第33回日本義肢装具学会学術大会が,2017年10月8日,9日の両日,東京・お台場のTFTビル・ホールにて,大会長森田千晶先生(国際医療福祉大学保健医療学部作業療法学科教授)のもと開催された(図1).作業療法士の先生が大会長となるのは実に24年ぶり2回目のことであった.会期中は天候にも恵まれ,スーツのみで丁度良いといった,素晴らしい秋晴れの日であった.会場のTFTホールはファッションショーなども開催されているということもあり,スタイリッシュかつ開放的な印象であった.さすが東京と言ったところだろうか,会場までのアクセスは抜群であり,周辺施設についても非常に充実した環境であった.
学会テーマは「Fun and Happiness for All.〜義肢装具・支援機器で豊かな生活を〜」.作業療法士の視点を生かした企画が盛りだくさんで,義肢装具・福祉用具にかかわるすべてのひとの楽しい,幸せな生活に着目した森田先生にふさわしいテーマであった.医師,義肢装具士,理学療法士,作業療法士,エンジニアなど約2,000名の参加者が活発な議論を繰り広げていた.
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