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実践講座 福祉用具の選定と適合・第1回【新連載】
現状と課題
Current status and issues of assistive technology.
宮永 敬市
1
Keiichi Miyanaga
1
1前厚生労働省老健局振興課
キーワード:
福祉用具
,
自立支援
,
マネジメント
,
介護保険
,
リハビリテーション専門職
Keyword:
福祉用具
,
自立支援
,
マネジメント
,
介護保険
,
リハビリテーション専門職
pp.661-666
発行日 2014年7月10日
Published Date 2014/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110562
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はじめに
措置から契約への転換となった介護保険制度が2000年4月に施行されてから14年が経過し,この間,制度上の課題を整理しつつ,いくつかの変遷を経て制度としては熟成期に入ったところである.介護保険制度は,高齢者を社会全体で支え合い,利用者がサービスを選択できる仕組みとして,わが国の社会保障制度の変革をもたらしてはいるが,解決すべき課題も多くみられている.
今回,利用者の自立を支える上で重要な要素である生活環境の観点,特に福祉用具に関してその現状と課題について整理し,今後の方向性について述べる.
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