特集 350人に1人 一般内科医が診る人工透析患者
透析をとりまく環境、関連情報 透析患者と社会保障
西脇 宏樹
1
,
水上 礼
,
長谷川 毅
1昭和大学藤が丘病院 内科系診療センター内科(腎臓)
キーワード:
医療費
,
血液透析
,
社会保障
,
腎不全-慢性
,
医療扶助
,
難病
,
介護保険
,
自立支援
,
介護サービス
,
障害者総合支援法
,
障害者手帳
Keyword:
Renal Dialysis
,
Health Expenditures
,
Kidney Failure, Chronic
,
Catastrophic Illness
,
Medical Assistance
,
Social Security
pp.1487-1491
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021186880
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<Headline>1 透析患者が受けることができる医療費に関する制度としては、長期高額疾病の高額療養費制度、身体障害者手帳、自立支援医療、重度身体障害者医療費助成制度がある。2 透析患者が受けることのできうる介護に関する制度として、介護保険と障害者総合支援法がある。3 日本の透析患者数は約34万人となっており、年々増加している。透析にかかわる医療費は約1.6兆円で医療費全体の約4%を占めている。
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