Japanese
English
論説
脳卒中地域連携パスにおける日常生活機能評価表の課題
Problem with Nichijo-seikatsu-kino-hyokahyo in the stroke liaison critical pathway.
徳永 誠
1
,
上田 純子
2
,
原田 昌子
2
,
三宮 克彦
3
,
桂 賢一
1
,
渡邊 進
1
,
橋本 洋一郎
4
Makoto Tokunaga
1
,
Junko Ueda
2
,
Shoko Harada
2
,
Katsuhiko Sannomiya
3
,
Kenichi Katsura
1
,
Susumu Watanabe
1
,
Yoichiro Hashimoto
4
1熊本機能病院リハビリテーション科
2熊本機能病院看護部
3熊本機能病院理学療法課
4熊本市民病院神経内科
1Department of Rehabilitation Medicine, Kumamoto Kinoh Hospital
2Department of Nursing, Kumamoto Kinoh Hospital
3Department of Physical Therapy, Kumamoto Kinoh Hospital
4Department of Neurology, Kumamoto City Hospital
キーワード:
日常生活機能評価表
,
看護必要度
,
成果指標
,
地域連携パス
,
課題
Keyword:
日常生活機能評価表
,
看護必要度
,
成果指標
,
地域連携パス
,
課題
pp.355-360
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110469
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はじめに
脳卒中診療の連携強化の手段として脳卒中地域連携クリティカルパス(地域連携パス)が登場し,2008年度の診療報酬改定で保険診療として認められた.その中で,回復期リハビリテーション病棟における成果指標として日常生活機能評価表(Nichijo-Seikatsu-Kino-Hyokahyo;NSKH)1)が導入された.NSKHの合計点は0~19点で,10点以上の患者が重症患者とされる.医療政策的に突然リハビリテーション現場に導入されたNSKHに対して,その後さまざまな臨床研究が行われてきた.本稿では,NSKH導入から5年間に行われた先行研究の到達点と今後の研究課題についてレビューした.
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