Japanese
English
特集 アンチエイジングとリハビリテーション
現状と課題
Current trends and issues in the anti-aging rehabilitation.
米井 嘉一
1
,
八木 雅之
1
Yoshikazu Yonei
1
,
Masayuki Yagi
1
1同志社大学大学院生命医科学研究科アンチエイジングリサーチセンター・糖化ストレス研究センター
1Graduate School of Life and Medical Sciences Anti-Aging Medicine, Anti-Aging Center/Anti-Glycation Research Center, Doshisha University
キーワード:
機能年齢
,
要支援者
,
健康増進プログラム
Keyword:
機能年齢
,
要支援者
,
健康増進プログラム
pp.803-807
発行日 2013年9月10日
Published Date 2013/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110230
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はじめに
予防医学におけるリハビリテーションは三次予防として,例えば,脳卒中により生じた麻痺を回復させるための療法として位置づけられ,これを実践することが脳卒中の再発予防に有効であると期待されていた.すなわちリハビリテーションは後遺症に対する治療的側面が強かったわけである.医療費の高騰化が問題となっている近年では,予防医学,特に一次予防の重要性が認識されつつあり,リハビリテーション療法を積極的に利用する方法を模索する時代に入った.本稿では老化に伴う退行性変化に対する一次予防としてのリハビリテーションについて,抗加齢(アンチエイジング)医学の観点1)から考えてみたい.
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