Japanese
English
特集 半側空間無視
リハビリテーション
Rehabilitation of Patients with Unilateral Spatial Neglect.
杉原 勝宣
1
,
新舍 規由
1
,
田谷 勝夫
2
,
石神 重信
1
Katsunobu Sugihara
1
,
Noriyuki Shinsha
1
,
Katsuo Taya
2
,
Shigenobu Ishigami
1
1防衛医科大学校病院リハビリテーション部
2障害者職業総合センター
1Department of Rehabilitation Medicine, National Defense Medical College
2National Institute of Vocational Rehabilitation
キーワード:
半側空間無視
,
早期リハビリテーション
,
ADL訓練
Keyword:
半側空間無視
,
早期リハビリテーション
,
ADL訓練
pp.23-28
発行日 2001年1月10日
Published Date 2001/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109395
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はじめに
1941年,Brainが3例の半側空間無視(以下,USN)を報告して以来,USNは脳卒中患者の日常生活動作(以下,ADL)を阻害する主要な高次脳機能障害の一つとされている.臨床でも,特に急性期のリハビリテーション施設では高頻度に見られる.
その損傷部位,発現機序,評価法等についての神経学的検討は見られるものの,リハビリテーション治療についての具体的報告は多いとは言えない.
今回われわれは,リハビリテーションの観点から,特にUSNの出現頻度,治療,経過とADLの関係について述べる.
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