Japanese
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特集 脳卒中の歩行障害
運動解析による病態の新知見―新しい視点からの歩行解析
New Approach to the Gait Analysis using by Neuro-biomechanical Paradigm.
鈴木 堅二
1
Kenji Suzuki
1
1帝京大学医学部付属市原病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Teikyo University School of Medicine, Ichihara Hospital
キーワード:
脳卒中
,
最大歩行速度
,
決定因子
,
予測因子
Keyword:
脳卒中
,
最大歩行速度
,
決定因子
,
予測因子
pp.1105-1110
発行日 1999年12月10日
Published Date 1999/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109115
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はじめに
脳卒中による機能障害は片麻痺による運動・感覚障害や協調運動障害だけではなく,認知障害も加わり,運動・動作・行為の能力障害をもたらす.
脳卒中における精神・神経学的な病態は多岐にわたり,また,その病態は発症時,回復期と安定(固定)期において変化する.これらの変化する病態に対応した治療,訓練と回復の予測が必要となる.
回復期における脳卒中患者の歩行障害について,従来の運動解析の手法とは異なった新しい視点から分析してみる.
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