Japanese
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特集 脳卒中の歩行障害
画像診断で歩行の予後予測はどこまで可能か
How Effective is the Imaging Diagnosis on the Prediction of Gait Function Outcome in Patients with Stroke?
星野 守利
1
Moritoshi Hoshino
1
1大宮赤十字病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Ohmiya Red Cross Hospital
キーワード:
脳卒中
,
CT
,
MRI
,
SPECT
,
予後予測
Keyword:
脳卒中
,
CT
,
MRI
,
SPECT
,
予後予測
pp.1111-1115
発行日 1999年12月10日
Published Date 1999/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109116
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はじめに
脳卒中のなかでも片麻痺による歩行障害の頻度が最も高く臨床的にも重要であり,特に脳梗塞や脳実質内出血(以下,脳出血)による片麻痺性歩行障害の予後に関連した画像診断の報告が散見される.以下,CT・MRIおよびSPECTを利用した片麻痺性歩行障害の予後予測について解説する.
予後予測の方法として,CT・MRIでは描出された病変の形態学的評価を,SPECTでは機能的評価を主眼に置いている.
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