Japanese
English
特集 随意運動とその障害
小脳疾患の運動障害
Movement Disorder of Cerebellar Disease.
中馬 孝容
1
,
眞野 行生
1
Takayo Chuma
1
,
Yukio Mano
1
1北海道大学医学部リハビリテーション医学講座
1Department of Rehabilitation Medicine, Hokkaido University School of Medicine
キーワード:
小脳失調
,
運動制御
,
リハビリテーション
Keyword:
小脳失調
,
運動制御
,
リハビリテーション
pp.1059-1062
発行日 1996年11月10日
Published Date 1996/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108237
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
小脳性運動失調症1)
小脳性運動失調を呈する主な疾患を表1に示す.小脳が障害されると失調症状が最もよく認められる.失調症状とは,明らかな運動麻痺がないにもかかわらず,運動が連続的かつ円滑に行われない状態をいう.小脳性運動失調症は脊髄性,前庭性,大脳性によるものとの鑑別が必要となる.表2に主だった失調症の分類を示す.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.