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実践講座 ソーシャルワークの技法
2.脳卒中患者のケースワーク
The Case Work for Stroke Patients.
砂子田 篤
1
Atsushi Isagoda
1
1仙台大学体育学科リハビリテーション医学研究室
1Department of Rehabilitation Medicine, Sendai College of Physical Education
キーワード:
ケースワーク
,
脳卒中
,
リハビリテーション
Keyword:
ケースワーク
,
脳卒中
,
リハビリテーション
pp.709-712
発行日 1995年8月10日
Published Date 1995/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107924
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はじめに
社会福祉は,個人の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を支える種々の社会的サービスの制度・体系であり,ソーシャルワークはその実践の方法である1).ソーシャルワークにはソーシャル・グループワークやコミュニティ・オーガニゼイションといったいくつかの方法があるが,そのうち個人に対する援助をソーシャル・ケースワークと呼んでいる.
医療におけるケースワークの目的は,個々の患者や家族が直面する社会・経済的問題や心理的問題の解決を,社会福祉の専門的立場から側面的に援助することである.このような仕事は医療ソーシャルワークと呼ばれ,その専門家を医療ソーシャルワーカー(以下,MSW)という2,3).
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