Japanese
English
研究と報告
福祉機器製造・販売企業実態にみる福祉機器の普及の条件
A Study of the Distribution of Technical Aids for the Disabled: Status of the Manufacturing Industries and Dealers.
池田 誠
1
,
長田 久雄
1
,
寺山 久美子
1
,
土肥 徳秀
2
Makoto Ikeda
1
,
Hisao Osada
1
,
Kumiko Terayama
1
,
Tokuhide Doi
2
1東京都立医療技術短期大学
2東京都補装具研究所
1Tokyo Metropolitan College of Allied Medical Sciences
2Tokyo Metropolitan Government Prosthetic and Orthotic Institute
キーワード:
福祉機器
,
製造・販売企業
,
普及条件
Keyword:
福祉機器
,
製造・販売企業
,
普及条件
pp.767-772
発行日 1994年9月10日
Published Date 1994/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107691
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はじめに
福祉機器はリハビリテーション機器,介護機器とも呼称され,機能回復訓練や日常生活や介護などの場面で広く用いられている.これらの機器は,ユーザーのニーズに対応し,かつ専門家による適合判定を受け,ユーザー自身が選択できる多種多様な機器が期待される.そのため福祉機器の製造・販売企業は単に製造・販売だけではなく,ユーザーに対してニーズに対応する良質の福祉機器やそれらの情報を提供・供給し,かつ必要に応じた改良・改造などもできる企業が望まれる.しかし,これらの製造・販売企業の実態についてはほとんど知られていない.
今回,福祉機器を取り扱っている製造・販売企業の現状とその問題点を調査で明らかにし,良質な福祉機器を普及するための条件を検討した.
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